松江南高校宍道分校

145 : 職務をこなしてゆくための参考 2007/06/20 19:21
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労災の後遺障害の認定がなかなか決定されません。
もうすぐ、半年です。最初は、2ヶ月で決定できると言ってましたが
のびのびになってます。良くして頂いてますが、待つことにすごく疲れました。
会社も解雇すると言ってます。仕事も今の体では無理してます。酷く疲れます。
認定なぜ、のばすのでしょうか?
又、最後の決定は支所でだすのですか?本署におくって決まるのですか?
器質障害・可動域・欠損・神経障害・短縮・醜状などたくさんあります。
すごく、困ってます。どうか、おしえて下さい。



現職の監の立場からコメントさせていただきます。まず、障害が多いことから、交通
事故関係の労災事故とも考えられますが、この場合、自賠責の決定を受けてからでないと
給付額の調整がつかないため、決定は自賠責決定後となります。

 次に、一般的な労災事故とした場合、本件では可動域・欠損・短縮などは調査官の
測定で障害が確定しますが、神経障害と醜状は局医の意見書が必要になります。つまり
医学的見地からの意見をとらないと、行政レベルで判断できないということ。あと、
器質障害については、具体例が示されないと、ここではコメント不可。いずれにせよ、
意見書を取る事案では、鑑定医次第で決定がズレ込むこともあります。

 世間一般には労災は渋いとか、遅いと国民の皆様のご批判を受けていますが、ここで
ご留意いただきたいのは、労災にはゼロか100、つまり該当か非該当かという2つの
選択肢しかありません。支払うにも根拠が要り、支払わないにも根拠が必要なんです。
担当官としては早く決定したほうが楽になりますが、いい加減な決定をできないという
プライドもあるんです。担当者なりに腐心していることを是非、ご理解いただきたいと
思います。

 なお、率直に担当者に進行具合を聞いてもいいと思います。それと、年金になった場合、
多分、労働福祉事業の説明があると思いますが、「温泉療養」を聞き忘れないで!
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